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ポジショニングの勉強会を開催しました。

褥瘡予防に向けて、ポジショニングの理解を深めました!

褥瘡について、皆さまご存じでしょうか。


『床ずれ』と聞く方がイメージしやすいかと思いますが、褥瘡とは、持続的に体の一部に圧がかかることで皮膚の血流が悪くなり、皮膚が赤くなったり、傷ついたりしてしまうことです。

寝たきりの高齢者の方に時々見かけられます。

褥瘡が進行すると、皮膚の炎症が悪化し、水ぶくれや膿が溜まった腫瘍を形成することがあり、大変危険です。

褥瘡を防ぐために、定期的な体交(寝ている姿勢を変えること)を行い、身体にかかる圧を分散させて皮膚への負担を減らしますが、中にはご自身で姿勢を保つことが困難な方がいらっしゃいます。


そこで、クッションやタオル等を用いて安楽な姿勢を保っていただく「ポジショニング」を行うことが重要になります。



そこで今回は、『褥瘡予防のための適切なポジショニングについて』の勉強会を行い、改めてポジショニングに対しての理解を深めていきます。

※今回の勉強会は、ご利用者さまにご協力頂きました。本当にありがとうございました。 ・


今回の勉強会も、前回のスピーチロックの勉強会と同様に実践方式です!
まずは、介護スタッフが普段、どのように利用者さまのポジショニングを行っているか、スタッフみんなの前で実践してもらいます。




身体のどこにどんな形のクッションを入れるのが良いか、試行錯誤をしながら真剣な表情です。

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足の下にもしっかりとクッションを入れて…。

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ポジショニングが完了したら、リハスタッフにジャッジしてもらいます!

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背中を確認すると、手が入るくらいのわずかな隙間が出来ていたため、クッションの選定方法や差し込み方法などレクチャーしてもらいます。





スタッフたちと意見交換を行いながらポジショニングの勉強会が行えたため大変実りのある時間になりました。今回の学んだことを現場に活かしていきます!



それではご覧いただきありがとうございました。^^