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一次救命処置の勉強会を開催しました

こんにちは。もう少しで大晦日。
時の流れが年々早くなっているように感じます。(涙)


…そんな前置きはさておき。
12月もプレジャーライフでは勉強会を開催しました!
今回のテーマは、
『老健施設における一次救命処置について』です。

一次救命処置とは、心肺停止または呼吸停止に対する、専門的な器具や薬品などを使う必要がない心肺蘇生のことです。この場合、胸骨圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸、AEDを使用することを指します。

講師には、
大阪市消防局福島消防署の浦山先生にお越し頂きました。


勉強会では、もし利用者さまが急変した場合、
スタッフはどのように動かなければいけないかを
実践方式で確認していきました。




実際に急変した利用者さまを発見した場合、現場に駆け付けられるスタッフは全員集合します。


救命処置が行いやすいように、ベッドから床へ利用者さまを移します。


ここからは、訓練用の人形に替えて…。
声掛けや呼吸の確認を速やかに行った後、胸骨圧迫を開始します。


胸骨圧迫は交代しながら、絶え間なく行います。






以上の実践の後に、良かった点と悪かった点をスタッフ全員で挙げていきました。
実際に出た意見のほんの一部ではありますが、ご紹介します。

●現場に駆け付けたスタッフがもっと動きやすくなるように、役割分担を明確にする必要があったのではないか。

●胸骨圧迫をテンポよく交代で行っていた点が良かった。


実際に訓練することで見えてくる課題があるため、スタッフみんなで確認することが できて本当に良かったです。


『救急車の到着は、早くて約5分、遅くて約10~15分の時間がかかる』とのことです。
救急車が来るまでの間、命をつなぐために、我々が出来ることを全力で行わなければならない!と、今回の勉強会を受けて改めて思いました。



最後はみんなで胸骨圧迫の練習をして終わりました。^^





浦山先生、お忙しい中勉強会を開いてくださり、本当にありがとうざいました!!